季節の変わり目と言えば何かと自分の周りに環境の変化が
訪れるものです。
個人的にも詳細は述べられませんが、ちょっとした環境の変化が
見られました。オフィスファームへは休むこともありますが、引き続き
通っております。
メンバー(スタッフ)も引き続き頑張っておりますし、私も頑張るつもりですので
引き続きよろしくお願いいたします。

・・・と杓子定規なご挨拶は辞めてさっそく水耕栽培の話に移りたいのですが、
オフィスファームでは現在、フリルアイス、バジル、ルッコラは定番として、
新しくイチゴの栽培を始めました。
イチゴは女性なら誰しもが好きであろうフルーツですが、それだけに水耕栽培の難易度も
高いです。
というわけでイチゴは水耕栽培の方法がちょっと複雑なので今日は「アイスプラント」という
聞きなれない植物の育て方について書きます。

アイスプラントは商品名で学名は「メセンプランセムクリスタリナム)という一見噛んでしまいそうな
名前で原産国は南アフリカです。
ホームセンターなどでもアイスプラントの種はあまりにも珍しいらしく、ほとんど売っていないのですが、
冬になるとときたま1~2袋売っていることがあります。
アイスプラントの名前の由来は葉の表皮に塩を隔離するための細胞があり、葉の表面が凍ったように見えることから
つけられました。
耐塩性の高い塩性植物で、土中、水中の塩分を吸収するので食べると塩味がするところが特徴です。
よくサラダとかにするときにドレッシングではなく塩を振って食べる地方があるのですが、
アイスプラントに至っては最初から塩味がするので香辛料は不要ということです。

水耕栽培でも栽培することが容易で、栽培にミネラルウォータを使用したり、収穫時の
1週間前に食塩を追加するとアイスプラントの表皮にあるブラッター細胞が体内に侵入した塩分を
隔離、保存することにより、高ミネラルで塩味のある葉っぱを食感として楽しむことができます。

アイスプラントはカロチンではレタスの3、カリウムは2と言われておりミネラルとビタミンの
豊富な健康野菜であり、近未来野菜、ミラクル野菜と言われている所以でもあります。

(種子)

本来の種子は小さいものですが、丸いペレット状になっているので取り扱いはしやすいです。
そのまま濡れたウレタン培地に入れてあげます。
発芽率がかなり低いので2~3個のペレットを培地に入れて数で勝負します。
アイスプラントは販売される時期はすくないですが、けっこう様々なメーカーがアイスプラントの
種子を販売しています。いろいろ試したのですがメーカーによって発芽率にはほとんど
差はありませんでした。よってメーカーはどのメーカーでも良いので、なるべくなら安い値段の
種を買いましょう。
アイスプラントは希少なのかバジルやルッコラの種子と比べるとちょっと割高ですが、高くても200円
前後です。ときたま400円当たりの法外な値段で販売しているメーカーも見られますが、そんな時は
無視しましょう。

(発芽、発根)

10日目で5本発芽が見られました。
発芽率は55%ぐらいで、最終的にも65%ぐらいと植物としては発芽率が低いです。
発芽の成長は遅いですが、光の照射と肥料をしっかりとおこないます。
どんな植物でも光合成と栄養(肥料)は大事です。

(移植)

播種後30日後にようやく植え替えできます。
根がしっかりと太くなってから植え替えします。
培地の周辺には緑の藍藻が生えますが、育成には問題ありません。
ハイドロボールを使って固定します。
水耕栽培キットを使っているなら、必ずと言っていいほどハイドロボールがついて
きますが、なければ100均で売っていますのでかならず買っておきましょう。
できるだけ丁寧に1本の根をポットの底部より出します。
根が小さいときはそのままハイドロボールの上に置いてから、周りにハイドロボールで
固めてあげます。
最後に小粒のハイドロボールで綺麗に表面を整えてあげます。

(育成ボックス)

育成ボックスでは十分に光を当てましょう。
太陽光でもいいですが、アイスプラントは非常に繊細なため、
なるべくなら確実に光が当たるLED照明を使いましょう。
肥料は200倍ぐらいに薄めて使用します。
薄めるのはちょっとコツが要りますが、何回も肥料は与えることになるので
次第に回数をこなしていくことにより慣れてきます。
肥料といってもいろいろなメーカーが出しているし、名前もメーカーごとに
異なっていますが基本は200倍に薄めて使用します。
育成ボックスで順調に育てると定植から15日目に葉もしっかりと出て根は
長く育ってきます。
25日目ぐらいで根もしっかりと伸びてきます。

(収穫)

播種後60日目に私は収穫できました。
外側の大きい葉から切り取ってください。
コツは根本から切り取るのではなく、葉っぱと先端の芽の部分を掴み取ります。
収穫の1週間前に食塩を茶さじで5,6杯入れて水に溶かしますと、
塩気のあるパリッとしたアイスプラントが楽しめます。
アイスプラントは枝の様に新しい芽がでてきますので、その都度取って食べます。

・・・以上がアイスプラントの育て方とその経緯です。

アイスプラントは希少というよりかは珍しい植物として有名で、
植物専門のホームセンターなどに行っても種子が売っているのは稀です。
ときたま少し売っていればいい方なので、確実に種子を手に入れたいと思っている方は
ホームセンターや100円ショップに足を運ぶよりもインターネットで水耕栽培専門のサイトに
行けば確実に手に入ります。
送料は別途かかりますのでどうしても直接買うよりかは割高になってしまいますが、
確実にアイスプラントの種子を手に入れたいと思っている方はインターネットで購入すると
良いでしょう。

それでは今日はこの辺で失礼いたします。

では。

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