前にトマトの水耕栽培を説明いたしましたが、
今日はバジルの水耕栽培の方法を説明します。
私もバジルを自宅で水耕栽培キットを使って育成しましたので
ご報告とともに育て方をご紹介いたします。

バジルはハーブの中でも大変ビタミン、ポリフェノールなどの
抗酸化作用の強い成分が沢山ある植物です。
ビタミンはAやEがレタスの10~20倍以上、ビタミンCも数倍で、
ミネラルも豊富で特にカルシウムが10倍、鉄分も数倍あり、
野菜やハーブの中でも栄養価の高いものです。
トマトやチーズと相性がよくイタリアン料理には欠かせない
植物です。
比較的育て方も簡単なのでご紹介いたします。

①ウレタン培地に種を植えます
培地のスリットに2個か3個の種子を植えます。
深さは5~8mmぐらいのところに置き、種と種の間隔はなるべく離します。
培地に種植え後は育苗トレイに並べて、育苗容器にいれしっかりと水をさします。
培地が乾燥しない様に透明ラップをかぶせます。

②発芽が始まる
種植えから1,2日経てからLEDや蛍光灯で光を与えます。
種が発芽する条件は水、酸素、そして温度です。この条件が
そろっていると季節をあまり問わずに発芽を始めます。
植物によっては光を与えると発芽が促進されます。
バジルは発芽率は水耕栽培でも高く8割ぐらいで、5~8日目に
は小さな芽が培地のスリットから覗いてきます。
発芽が始まったら光を与えることが大事です。
日中は太陽の光を当て、夜間にLEDなどで育てます。
光が不足していると茎ばかりが伸びる徒長現象を起こします。
あまり徒長が激しい場合は種から始めます。

③肥料を与えよう
肥料は本葉が出始め、根が伸び始めたら、液体肥料(ベジタブルライフA)を
200倍ぐらいに薄めて培地にかけない様に与えます。

④根もどんどん長く育ってきます
発芽から15日目ぐらいには茎も5~7cm、根も15㎝ぐらいに
大きく育ったら定植の時期です。
根が長く伸びて、他の苗と絡まっていますので、つまようじなどで
丁寧に解きます。
バジルの発芽率は高いので、3粒種を植えた培地から、2~3個の
芽が出てきます。
1番小さな苗を摘心して、2つぐらいに良いでしょう。

⑤定植の時期です
育苗トレイの上の苗からしっかりと伸びた苗を選びます。
本葉が発芽して根も10㎝以上になったら育成ポットへ移植します。
育成ポットにハイドロボールを使って固定します。
育成ポットの底に大きめのハイドロボールを並べて、その上に
培地ごと苗をおきます。その時に、根の先端を育成ポットの隙間から
外に出してあげます。
根は大変弱いので丁寧に底の隙間からたぐり出してあげますが、もし
根が途中で切れても、問題ありません。
そのままハイドロボールで培地を固定します。
最後にハイドロボール小で育成ポットの表面をきれいに整えてあげます。

⑥育成ボックスで育てます
定植した苗を育成ボックスにいれます。
育成ボックスには肥料と水を水位線の一番上まで水をいれて
あげますとハイドロボールに肥料と水がしみ込んで根の成長を助けます。
このハイドロボール効果がしっかりとした根を成長させます。
この時の肥料の濃度は200倍です。
育成ボックスに固定してから苗とハイドボールにジョウロでしっかりと水を
与えます。
そしてLEDの光を当てます。
赤と青の入ったLEDで照射すると、どんどん光合成が行われて成長して
葉っぱも大きくなります。
日中は太陽の光を当てると光合成がどんどん進みます。
LEDで育てて15日目になると葉っぱも多くなり、茎もさらに伸びます。
育成ポットの隙間からハイドロボールに絡みながら多くの根が伸びてきます。
定植後25日目には葉もしっかりと出て根も多くなってきます。
もうLEDに到達してますので、上の部分は切り落として収穫します。

⑦収穫が始まります
定植後30日目になると葉の数が多くなり収穫します。
切り落とす場所は大事です。
途中の茎にある葉の基には小さな側芽が出ています。
そこの数ミリ上から芽を痛めない様に切り落としますと、二つの芽は
枝となってさらに伸びていきます。

⑧数か月にわたり、何回も収穫できます
水耕栽培器の高さに合わせて茎を切り落とします。
その後も15日以上経ちますとまた茎が伸び、葉っぱが大きくなり
再収穫が楽しめます。
このようにして何度も収穫ができますが、頂点から花芽が出たり
根が黒ずんでくると、発育が停止しますので、育成終了です。

いかがでしたでしょうか?
トマトよりも比較的簡単に育成できました。
収穫したバジルの葉っぱはピザパイにトッピングしたり、バジルソースを
作ったりして私は楽しみました。
難易度は決して高くはないので皆さんもチャレンジしてみては如何でしょうか。

それでは今回はここまでで失礼いたします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください