こんにちは、オフィスファーム一同です。
春のうららかな陽気に包まれ、衣更えも始まりました。

ぽかぽかな日差しの中、我がオフィスファームの水耕栽培 も滞りなく進行しています。

私が初めてオフィスファームの水耕栽培を見たときはビックリしました。水に浸してあるスポンジの中から芽がでているんですもの。

てっきり土壌を使った栽培だと思っていたので、水だけで育つのはすごいなと思うと同時に、一体、誰が一番最初に水耕栽培を始めたのか気になりました。

そこで鶴舞図書館に行って調べたら、ユリウス・フォン・ザックスという人が最初に水耕栽培を始めたらしいです。

ですので今回は私の知りうる限りのユリウス・フォン・ザックスについて語りたいと思います。

『ユリウス・フォン・ザックス』はドイツの植物学者で、観察と記述を中心とした植物学の中に、実験科学である植物生理学を確立し、近代植物生理学の祖とされています。

ザックスは初期には、後の植物ホルモン研究の基礎となる研究や、発芽の詳細な研究があります。更に古くから試みられていた『水栽培』を始めて本格的に研究し、肥料の研究へ応用しました。また葉緑体に見られるデンプン粉が光合成の初期産物であることを発見しました。後期には『自動成長記録計』を考案し、光が波長により成長を抑えることを確認しました。

またクリノスタット(簡単に言うと重力の影響を軽減するための回転装置)を考案し、これにより『屈光性』と『屈地性』を研究しました。

その他に、成長点の細胞構造、蒸散流、光合性など、後の植物生理学の基礎
となる各方面の研究があります。

ユリウス・フォン・ザックスはとても勤勉かつ厳格な人物で、休日でも学生たちに研究活動を強要したといういわゆる「頑固者」だったので生徒たちからは嫌われていたそうです。

ザックスには著書、教育の面で顕著な業績があります。

初の著書は「Handbuch Experimentalphysiologie des Pflanzen]で、その他にも3冊程度出していますが、私のお勧めはザックスが1868年に著書した「Lehrbuch der Botanik]で、

水耕栽培による実験で土の中の腐食物が微生物の力で窒素、リン、カリウム等の無機養分に変化し、植物の根から吸収することを発見したことが書かれており、

私も全部読みましたが、この本が一番分かりやすく、面白いです。

地方の図書館に必ず1冊はあるので読まれてみては如何でしょうか?

ちょっと話が固くなりましたが、「水耕栽培ってこうやってできたんだな~」と思っていただけたら嬉しいです。

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